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「第五回 日本でいちばん大切にしたい会社」大賞授賞式

昨日(3月20日)「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の第五回目の授賞式が、法政大学で行われました。

経済産業大臣賞、厚生労働大臣賞、中小企業庁長官賞、実行委員長賞各1社、審査委員会特別賞9社の計13社が表彰されました。

審査について、審査委員長である坂本先生は、「よく厳しすぎるともいわれますが、書類選考でかなり絞り込みます。その後、最終審査に残った企業に対し、審査委員が経営トップにヒアリング。そして、実際の風土などを見極め各賞を決定します。自薦他薦OKですが他薦が多いのが特長です」と説明された。ちなみに審査員の方々は全国に立地する対象企業への旅費はすべて自腹で、日当なども一切受け取っていません。


今回、厚労大臣賞が新たに創設、懇親会会場には人が入りきれなく、メイン会場のほかに大型モニターを設置して別会場を設営しなければならない程、多くの方々が参集するなど本賞の社会的影響力の高まりを実感しました。

受賞された全ての会社は、心から拍手をし続けたい素晴らしい企業でした。
特に印象深かった企業は、新設された厚労大臣賞を初受賞されたクラロンです。田中須美子会長は、「60年前に会社を創設した亡き主人と子供たち(従業員)に早く知らせたい」と喜びを明かし、障害者社員との強いきずなを示すエピソードは、涙なくしては聞くことのできない大感動のお話でした。

人を大切にする会社が増え、この国に笑顔が増えていく。そんなことを実感し、その実現のために大いに働こうと決意を新たにした授賞式でした。

春木清隆


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