経営戦略論2
11月4日、経営戦略論の授業全8回が終了した。
最終回は受講生によるプレゼンを行う。皆さんのプレゼン内容と伝え方は、2か月前と比べ10倍以上成長しているように感じた。それぞれの内容が具体的で真剣である。私は授業で、受講者全員が今回のように変化・成長した例を見たことも聞いたこともない。私は安部博文教授の経営戦略論を受講できたことを非常に有り難いことだと思っている。
このような極めて有意義な授業が成立しているのは、安部先生の受講生や授業に対する真摯さや思いの強さによるものと思料する。さらには緻密に設計された授業の内容とそれを演出する安部先生の知識と技術がある。その安部先生に導かれ、受講生同士がプレゼンと質疑応答で切磋琢磨し成長することを実感できた。教える立場にある者として、大切なことを数多く学ばせてもらった。
私見だが、3年後、今回プレゼンを行った15名の計画は半数以上実現していると思う。そして10年後、受講者のほぼ全員が「あの授業が私の人生の転機になった」と言うだろう。最終プレゼンは2名のオーディエンスを連れてくるよう安部先生から言われ、妻と共に授業参観した5年生の息子が「お父さんの勉強していることは面白そうだね」と言ってくれたことも嬉しいことだ。来年1月末、打ち上げと称した各人の進捗報告というプレッシャーも予定されている。安部先生と同期の皆さんに感謝するとともに、同士の夢の実現を心から祈る。
今日一日、皆さまにとりまして、素晴らしい一日になりますように・・・。
春木清隆