LFC視察記
今週の水曜日(6/24)、岐阜県本巣市のLFC株式会社を訪問しました。当社は2003年創業。社員130名、物流事業を主体に堅実に安定した成長をしている企業です。経営内容も、2014年「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の実行委員長賞を受賞。更に経済産業省が主催する「おもてなし経営企業選」にも選ばれています。
坂本先生は常々「いい会社は、入口を入っただけでわかる。空気が違う」と仰います。当社は正にこの空気のいい会社でした。玄関先での笑顔のお出迎えやウェルカムボードなどから社員の皆さんの温かいおもてなしの気持ちが伝わって来ます。
このように、安定した成長と幸福感に満ち溢れた会社を作り上げている基は、創業者である井上会長が、社員や顧客を大切にする経営、中でも「社員をトコトン大切にする経営」を愚直一途に実践し続けているから。これを今回の現場視察で体感しました。
繁栄し続ける個人・法人はいい習慣を数多く実践しています。当社では、「徹底した環境整備」・「全員参加の活力溢れる朝礼」・「社員のための健康管理センターの設置」・「全社員参画型経営計画書の策定と実践」・「高齢者雇用(過去最高齢86歳)」・「女性社員比率7割超」・「障がい者の働きやすい職場作り(障がい者雇用率9.8%)」等々です。
お見送りの際、皆さんの笑顔が印象的でした
会社を案内して下さった井上会長の社員を見る目は、我が子・家族への眼差しでした。坂本先生は経営者の「最大の仕事は三つだけである」と言われます。それは、
1)社員を中心として、企業にかかわりのあるすべての人々を幸せにするため、進むべき方向を全社員に明示すること
2)全社員が目標に向かって主体的努力を行えるような、よい職場環境を整備、充実すること
3)後継者を発掘し、育てること。
この6月、後任の井上剛典社長に「大家族主義経営」のバトンをつないだ井上武会長は、見事に経営者の仕事をされていると感じた、得るもの多き、有意義な視察でした。ありがとうございます。
今日一日、皆さまにとりまして、素晴らしい一日になりますように・・・。
春木清隆