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視察

師走の黄金週間

この1週間は黄金週間と名付けたくなるほど充実した1週間だった。充実の第1は企業視察。12/6(土)坂東太郎さん、12/8(日)伊那食品工業さん、12/10(水)相模原市の企業、12/12沖縄教育出版さんときら星のごとき企業をわが師坂本先生・ゼミ生と共に視察した。次に仕事の充実。明日の日曜日も某企業の戦略会議に参加予定だ。12/7は毎年恒例の市民マラソンにも家族で参加した。このように公私ともに充実した日々を過ごせていることを有り難くおもい。日々感謝している。

そんな充実の一週間。坂本先生と行動を共にしていてとても驚いたことがあった。それは相模原市の企業視察に向かう途中である。午前中の産学共同研究ミーティングを終え、慌ただしくアンパンと午後の紅茶を買い込み、新宿駅で京王線に乗り換える際のこと。先導役の私のミスで坂本先生を間違った下りエスカレーターに誘導してしまった。「先生、ごめんなさい。エスカレーターを間違えました!」と上から叫ぶ私。坂本先生は「そうか!」と言って身体の向きを変え、下りのエスカレーターをのっしのっしと昇ってこられたのである。段数にして5~7段は下っているのに・・・。ただただ絶句の私。先生は大きなストライドであっという間に下りエスカレーターを昇り切り、何事もなかったようにグングンと歩いて行かれた。先生の慣用句「まさに狂気の沙汰である」。何という気力、体力だ。先生に対する尊敬の念を新たにした。坂本先生、ごめんなさい。

今日一日、皆さまにとりまして、素晴らしい一日になりますように・・・。
春木清隆


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