「いい会社」は世界共通
今週は3月27日(日)から29日(火)まで、坂本教授はじめ、有志の方々と中国視察に行って来ました。視察先は、1)義鳥国際商貿易城、2)双童日用品有限公司、3)杭州矢崎配件有限会社、4)杭州市場です。
今回ご紹介するのは、双童日用品有限公司です。同社は1994年4月、桜仲平会長と奥さまが、民家を借りて始められたストローの製造と販売をされている会社です。現在は中国輸出量の20%を占め、10年以上トップシェアを続ける会社です。
同社を訪れて感じたことは、「いい会社」は世界共通ということです。それは1)その会社に入った瞬間から感じるいい雰囲気、2)徹底した環境整備、3)経営者の真摯な人柄、4)量より質の追求、5)社員を大切にする経営の実践などからです。
会社の説明をされた創業者の桜仲平会長の、「規模や量の追求はしない」、「社員教育は企業成長の源泉」、「最大ではなく最強になる」、「当社の商品は人の手ではなく、人の心で作っている」という言葉が印象的でした。
また、環境整備に関しては、日本の製造業でも「ここまでやるか 」という徹底ぶりでした。いい会社、業績向上を目指す日本企業も、「急がば回れ」で、現状より二桁精緻な環境整備に取り組むのも一手と感じました。
今日も皆さまにとって、素晴らしい一日になりますように。
春木清隆