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働くということ

働くということ



■先週は名古屋で仕事があったので、お隣の
岐阜県にも足を運び、大学院時代の友人の
ご実家を訪ねてお線香を上げてきました。


また、土曜日は母校の大学院で開かれた
シンポジウムに参加し、さまざまな刺激を
受けました。


今回は、この二つの出来事から感じたことを
共有したいと思います。





■シンポジウムでは、多くの教授の講演を聴く
機会がありました。どの講義も非常に分かり
やすく、ためになるものばかりでしたが、


特に印象に残ったのは、年上の先生方から
伝わってくるエネルギーでした。


その場の雰囲気に触れながら、
「生涯現役でありたい」と改めて強く思いました。





■登壇された先生方の中には、78歳になる方が二人
いらっしゃいました。


彼らのお話の内容もさることながら、話し方、
立ち居振る舞い、姿勢などがとても若々しく


あと3年で、日本人男性の平均寿命81歳になる人
とは思えないほどでした。


その晴れやかな様子に触れ、年齢に関係なく活躍
し続けることの大切さを実感しました。





■ご存じの方も多いと思いますが、高齢になり、
健康上の問題で日常生活に制限がかかる期間が
生じます。


健康寿命(介護を必要とせずに自立して生活
できる期間)と平均寿命の差は、



・男性は8.7年
・女性は12.2年です。



つまり、この期間は介護や支援が必要になる
可能性があるということです。





■一方、働くことは健康に良い影響を及ぼすこと
が、多くの研究で証明されています。


日本老年学的評価研究(JAGES)が2010年から
65歳以上の人を対象に30万人規模で行った調査
では、仕事など社会参加が多い高齢者は、要介
護状態になるリスクが約50%低い。
という報告がなされています。


シンポジウムでお会いした現役の先生方は、
この調査結果を体現する生き証人と言える
でしょう。






■また、岐阜県にお線香を上げに行ったのは
大学院時代に知り合った友人・服部さんの
ご実家でした。


彼は先天性の障がいを抱えながらも、
自ら障がい者を支援する会社を設立し、
多くの人々の雇用創出に尽力してきた人物です。


大学卒業後、就職活動で20社から不採用通知を
受けたことをバネに、彼は障がい者のための会社
を立ち上げました。


彼のことは、小欄で何度かご紹介しています。



真に強くて優しい男(2015年)
https://www.hibikorearata.co.jp/blog/old/entry-78.html


夏のボーナス(2016年)
https://www.hibikorearata.co.jp/blog/old/entry-133.html


服部さん、ありがとう。(2017年)
https://www.hibikorearata.co.jp/blog/old/entry-169.html





■その志は現在も引き継がれ、彼が設立した
会社は4社にまで広がり、すべてが活発に
運営されています。


さらに、そのうちの1社は、彼が生前に種を
まいていた事業が法人化されたものであると、
ご家族から伺いました。


彼は亡くなった後もなお、志を遂行し続けて
います。


その生き様に触れ、深く奮い立たされる思いが
しました。


彼の熱意と実践力は、彼がこの世を去った
今もなお、筆者の道しるべとなり、背中を
押し続けてくれています。


以上、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


今日も、皆さまにとって、
最幸の一日になりますように。


日々是新 春木清隆

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「人を幸福にすることを目的としている限り
現状に満足することはあり得ない」

作者不詳
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