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『充電なくして放電なし』

『充電なくして放電なし』


■先週は出張ウィークでした。

月曜      愛媛県松山市 日帰り
火曜      午前 東京都池袋  
        午後 栃木県宇都宮市
水曜      岩手県 北上市
木曜      午前 宮城県 仙台市
        午後 宮城県 石巻市
金曜〜日曜   群馬県 草津市

5泊6日、1都5県の移動でした。



(機内からの瀬戸内海と羽田付近/草津の自然)



■金曜~日曜の草津は、研修(受講する方)で
大自然を感じながら、品性の高い受講者たちと、
上質の学びを得ることができました。


草津での朝は、両日とも夜明け前に起き出して
山道をジョギングし、30年以上続けている瞑想
を行いました。


そのため、受講後の夜、受講者どうしが酒を酌み
交わし、談笑する場へのお誘いを受けましたが、
ゴメンナサイで辞退させてもらいました。





■『充電なくして放電なし』は、社会人になった
頃から意識していることで、心身を鍛え、学び続
けることを充電。


充電したパワーを公私にわたって発揮することを
放電(スパーク)と意識しています。


これは学生時代の恩師からいただいた言葉の
一つに『社会人になってからが本当の勉強だよ』
が下敷きになっています。





■社会人となって様々な課題や困難に直面し、
それを乗り越えるためには、自らの心身を健やか
に保つこと、そして学ぶことが必須であることを、
まさに身をもって学んできました。


1日は全員平等に24時間。
今回の合宿でも、受講後の夜、皆さんと談笑する
ことはとても楽しいことですが、そうすると翌朝
の黄金の時間(私にとって)がなくなります。


「決断」とは、その字のごとく、断つことを
決めることです。





■「断つ」の意味は

つながっているものを切り離す。
「悪習慣を断つ」

これまで続いていた関係をやめて終わりにする。
「関係を断つ」

道などをさえぎって通わなくする。
「退路を断つ」などがあります。





■8月11日の日経新聞にトロント大教授の
ジョセフ・ヒース氏が『情報中毒から理性守れ』
というタイトルで興味深い見識を述べていました。


「動画共有サイトやネットショッピングのサイト
は消費者の検索・閲覧履歴を学習し『おすすめ』を
繰り出してくる。次々に表示されるコンテンツには
中毒性があり、気がつくと見入ってしまう。
これを1日に何時間も眺めていたら、人生の長い
時間をオンラインで過ごすことになる」


(出所:日経新聞 8/11)


「人間の認知の特性を研究したテック企業は様々
な手法を用い、時間や注意力という私たちの貴重
な資源を収奪する。だらだらネットを見続けるの
がよくないことは誰だってわかっているが、弱点
につけこまれ、あらがえない。まずこの現実に目を
向ける必要がある」


さらに、――何を使うかだけでなく、何を使わな
いかも積極的に考えていくべきだということか。

という問いに対して

「そうだ。文明がここまで発展したのは、理性を
用いて合理的に考える力を私たちが持っていた
からだ。だからテクノロジーの不適切な開発と
使用によって理性の力が損なわれてしまうことを、
私は深く憂慮している」と





■人生100年時代といわれていますが
幸せな人生を作り上げていくために
自分にとって何が大切なのか・・・。


その大切なことは3つか、多くても
せいぜい5~7つくらい・・・。


大切なことを大切にするために
何を断つのか・・・。



世界中でただ一つしかない自分の命。


与えられた時間の有限さ。


その時間を最大限に活用することの大切さ。


悔いを残さない人生にするために


より真剣に人生と向き合うこと・・・などなど


あらためて考えるいい機会となった先週でした。



以上、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

今日も、皆さまにとって、
最幸の一日になりますように。


日々是新 春木清隆

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『人生2度なし』

森信三(教育者 1896~1992年)
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