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熱意が人を動かす

熱意が人を動かす



■このところ社員総会参加が続いています。

5月26日(日)は池袋で、

昨日、28日(火)は岩手県北上市で、

共に地域の一流ホテルでの開催でした。



両社とも創業から30年以上、右肩上がりに

成長し続けている会社ですが、さらなる

発展が期待できる素晴らしい内容の会でした。





■総務省統計局が5年ごとに実施している
「経済センサス-活動調査」によりますと
2019年現在、日本の企業数は、386万4千社です。


そのうち、99.7%が中小企業で、
大企業は、わずか0.3%。


中小企業の中で、以下の従業員数の会社は
小規模企業と分類されています。




中小企業の約9割が、この小規模企業ですので
日本の会社の規模別構成比は、だいたい下表の
分布になり、小規模企業が90%以上と多数を
占めます。







■圧倒的多数の小規模企業と中企業の
違いは<売る力>です。


<売る力>の内容は、業種によっても
変わりますが、ざっくり分けると


・商品力

・顧客関係構築力

・広告力


などが<売る力>の主たる要素です。


商品力は、飲食店の場合でしたら
「あそこのアレ」と言われるような
遠くからでもお客さんを引き付ける
差別化された(美味しい)商品を
持っていること。


さらに、商品の差別化が難しい自動車販売などの
場合は、デジタルを活用した上手な告知と、
お客さまに好かれ、リピート利用されるような
顧客関係構築力があることです。





■これら<売る力>を持ち、
その魅力度を磨き続けた会社が中企業への
挑戦権を得たことになります。


冒頭でご紹介しました2社は、規模と内容に
おいて、上場企業に準じるほど生成発展して
いますが、この2社以外にも発展している会社に
共通する要素は、経営者の熱意です。


それら熱意あふれる経営者は、いわゆる物わかり
のいい人ではなく、どちらかというと変わった人、
ガンコな人と評されています。


しかし、彼らは寝ても覚めても仕事のことを考え
続け、会話の内容はほとんど仕事。





■頭のいい人が、いかに優れた経営手法を
考えても、それを実行するのは人。


2社への総会参加から。
経営者の「何としてでも」のあふれる熱意が、
周囲に伝播し、周囲を巻き込み、困難を乗り越え、
目標を達成し続ける企業の成長と発展につながる
という原理原則をあらためて認識した次第です。


以上、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

今日も、皆さまにとって、
最幸の一日になりますように。

日々是新 春木清隆

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ある人は情熱を30分持続できるし、
またある人は30日持続できる。

しかし、人生を成功させられるのは、
情熱を30年持続できる人だ。

エドワード・B・バトラー(著述家 1853~1928年)
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