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単純に、単純に(ゴールデンルール)

単純に、単純に(ゴールデンルール)


■先週は、土曜日の夕方、出張から帰宅し、
ゆっくりと休み、日曜日は夕方からいつもの
ジョギングコースを走りました。


先週まで走るときは、朝夕でも命の危険を感じる
ほどの暑さでしたが、土曜日は爽やかな風が心地
よく、路傍の花の美しさを楽しみながら走れました。




■今週の月曜日、10年以上前から顧問をして
いる会社の役員の皆さんと昼食をご一緒しました。
行ったお店は立ち食いと、イス席の混在する
お蕎麦屋さん。


同じ店には2年ほど前に行った記憶があります。
その時はオープンして間もなかった時期だとおも
いますが、今回と同じお昼時の利用で、5割くら
いの客席の埋まり具合でした。


今回は、あっという間に満席になり、お店の外の
席まで埋まっています。店内の席はお客さんが、
どんどん入れ替わっていきます。




■なぜ、この店が繁盛しているのかを考えると、
極めて単純な要因であることが分かりました。
それは


・そばの実を仕入れ

・それをお店で毎日、石臼で挽き

・オーダーの都度、茹でて提供

・その情報を店内に掲げ、作るところが見える


要は、価値が価格(小天丼とセイロで760円)
を上回っているのです。


価値>価格


専門家や同業者の中には、それ以外の要因を
あげる方もいらっしゃると思いますが、
要はコレだと思いました。


よって、一度来店した方の多くが再来店に
つながっているのです。




■よのなか、課題のない会社はありません。


・自社の売上を上げたい

・スタッフの定着率を上げたい

・営業利益率を上げたい…


どの業界の、どんな経営課題も、その解決策の
肝(キモ)はシンプルなものです。


真の解決策はとても単純なのですが、思い込みや、
情報過多で、迷走している会社が多いように
思います。



・売上を上げたい場合は、徹底的にお客さまの
立場になって感じ、考えてみる。


・スタッフの定着率を上げたい場合は、徹底的に
 スタッフの立場になって感じ、考えてみる。


価値>価格(顧客の場合)
仕事から得られる価値>スタッフの提供しているもの(スタッフの場合)


この<感じる>ことが大切です。
私たちは、知らないうちに、情報過多・知識過多
になり、相手の立場になって<感じる>ことを
忘れてしまいがちです。


言い換えると自分中心の考えに陥りやすいのです。




■年商3億円の会社を株式上場に導いた会社の
事例ですと


かかわる前の商品<広告枠>

かかわった後、設定した商品<広告効果>


<広告枠>は売って仕事が完了

<広告効果>はお客様の客数増・売上増を実現すること


よって、広告費を上回る広告効果を実感できた
お客さまは、再度・再々度利用してくださり
成長循環が可能になるのです。


これは筆者が営業パーソンとして、現場で
お客さまに接し、お客さまの切実なオモイを
感じたことが起点になったことは以前の小欄で
ご紹介しました。

https://www.hibikorearata.co.jp/blog/everyday/entry-235.html




■お客さまやスタッフの立場になって感じる、
考えることは、ゴールデンルールと呼ばれ
数千年前から、世界中の宗教や倫理体系で
説かれている基本的な原理原則です。
それを一言で顕すと


「他人から自分にしてもらいたいと
思うような行為を人に対してせよ」です。


知識と理屈は分かっちゃいるけど
なかなか出来ていない業(我)の強い自分がいます。
それでも、あきらめずに、日々、振り返りを行い
少しでも成長し続けたいものです。


以上、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

今日も皆さまにとって、    
素晴らしい一日になりますように。


日々是新 春木清隆
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単純化、単純化、単純化せよ! 
物事は二つか三つ考えればよい。
百や千では多すぎる。
百万でなく半ダースで十分だ。

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
(思想家 1817~1862年)
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