中小企業のＡＩ活用法

■今週の日曜日は、毎月恒例のお墓参りでした。
建立してから二十余年、毎月のお墓参りは、
ご先祖さまの供養もさることながら、自分たちの
心が整うことを実感しています。

また、『そろそろ墓じまいと、その後のことを
考える時期だね』と家族と話していました。




■先週、顧問先の会社の30代幹部と共に
「ChatGPT（チャットジーティピー）」を使用
してみました。


「ChatGPT」は昨年12月の小欄でご紹介しまし
たが
https://www.hibikorearata.co.jp/blog/everyday/entry-339.html
その後の進化が著しく、今回、一緒に使った
30代幹部たちも、その有能さに感じ入っていました。


進歩の度合いが急速であることを「日進月歩」と
表現しますが、ＡＩを駆使した「ChatGPT」は、
「秒進分歩」の勢いで、日々進化をとげています。


ＡＩの利活用度合いが、私たち経営資源の乏しい
中小企業の発展に大きく寄与すると確信し
改めて本欄で情報共有します。



■以下は、ChatGPTに質問をした回答です。
質問：『日本の中小企業の経営者にChatGPTの活用方法とその効能を教えて』

１，新規事業のアイデア出し
ChatGPTは、様々な分野に関する情報を学習しているため、新しい事業のアイデアを出す際に、多様な視点からアドバイスを受けることができます。また市場の動向や競合状況、消費者の嗜好などについての情報を収集することができます。

２，マーケティング戦略の立案
ChatGPTは、さまざまなマーケティング手法や戦略についても学習しているため、マーケティング戦略の立案に役立ちます。どのような戦略が有効かなどについてアドバイスをいただくことができます。

３，人事・採用のサポート
ChatGPTは、人事や採用に関する情報も学んでおり、採用活動の効率化や採用戦略の立案に役立ちます。運営などについてアドバイスさせていただきます。

４，財務分析の支援
ChatGPTは、財務分析に関する情報も学習中のため、収益性や資産運用などの財務指標についてアドバイスさせていただきます。また、財務諸表の作成や解釈に関する情報を提供します。


以下、解説を圧縮し、概要を列挙します。

５，問題解決のサポート～苦情が多い場合などに、解決策を提案することができます。
６，業界動向の把握
７，自動化の推進～生産性の向上
８，人事評価の支援
ChatGPTは、従業員の業務内容や成果を分析することができます。そのため、人事評価の支援に活用することができます。評価を提供することができます。
９，言語の翻訳支援
１０，顧客対応の向上
24時間体制で運営することができるため、顧客からの問い合わせに迅速に対応することができます。


これ以外にもありませんか、と質問を繰り返し
ても、人間のようにイヤな顔をすることなく、
即座に50項目ほど答えてくれました。


これらの機能を使って感じていることは、
現時点で、ChatGPTは、年収400万円以上の
人を複数、雇ったことに相当する働きをして
くれることです。




■このように、多くの可能性をもつＡＩですが
使い手である「人」に、３つの力が要求されると
思惟します。それは・・・


１，質問する力
現状の課題を的確に捉え、あるべき姿を描き
そのために必要な情報は何か？を問う力


２、まとめ上げる力
質問によって出された情報をまとめ上げ
自社に最適な実行プランにまとめ上げる力


３、実現する力
まとめ上げた実行プランを状況変化に即応して
実現していく力




■さいごに、私たち中小企業での導入について。

まず、『習うより、慣れよ』
役員・全社員、会社の状況にあわせて、登録し
まずは使ってみる。

実践が先で、理屈は後。
この技術でできること、出来ないことを実感する。


つぎに、自社内での活用方法を模索し、局所から
実験的に使い、試行錯誤を記録する。


さらに、システムベンダーやクラウドソーシング
など社外資源を利活用し、その範囲と深度を深め
業績向上につなげる。


「ChatGPT」は、コチラから利用可能です。
https://chat.openＡＩ.com/auth/login


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆さまにとって、素晴らしい一日になりますように。

日々是新　春木清隆

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悔いるよりも今日直ちに決意して、
仕事を始め技術を試すべきである。

吉田松陰（（思想家　1830～1859年）
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