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人口減少と良い習慣

人口減少と良い習慣


■家族から、寝ているときに長い場合は
1分間以上呼吸が止まっていると言われ、

専門病院を受診し、睡眠時無呼吸症候群と
診断されました。

2週間ほど前から、寝るとき
「CPAP(シーパップ)」
という器具を装着して寝ています。

装着前、睡眠の質が低いという自覚症状は
なかったのですが、装着後、目覚めの軽やかさと
日中、心身の充実を実感しています。




■先月末、厚労省から人口動態統計速報が
公表されました。

令和4(2022)年1~12月累計
・出生数  79万9,728人(前年比4万3,169人減=5.1%減)

・死亡数  158万2,033人(前年比12万9,744人増=8.9%増)

・自然増減数   78万2,305人(前年比17万2,913人減)

この速報を見る前は、わが国の人口減少数は
年間50万人減と認識していましたが、最近の
データでは1年間で78万人の人口減です。




■人口80万人前後の主な都市は

大阪府堺市 81万人
静岡県浜松市 78万人
新潟県新潟市 77万人

わが国の人口減は、これらの都市が1年間で
消えてなくなるほどのインパクトになります。

人口減少について以前の小欄で
「人手不足時代の5つの打ち手」の表題で
主に働き手の確保について解説しました。

https://www.hibikorearata.co.jp/blog/everyday/entry-329.html




■本欄では、会社と個人が末永く活動するための
情報共有をします。


末永く活動している会社と個人が、共通している
ことは、良い習慣を長年継続していることです。


会社の良い習慣を列挙すると
・整理整頓など5Sの実践

・提供品質の確認と向上

・計画と実績の差異分析と対策

・研究開発や採用、育成などの未来投資

・働きやすい環境の整備などなど

これらを毎日、毎週、毎月、予定を立て実践して
います。




■一方、個人の場合。
人それぞれで、行っている良い習慣があると
思いますが、ここでは90歳を超える現在も、
現役として活躍している作家の五木寛之氏の
習慣をご紹介します。


(以下、五木寛之氏談)
日々の養心養生を通じて体のコンディションを
整えておくことが大事だと思います。

例えば、歩くのも、ただ漫然と歩けばいいと
いうわけではありません。私は毎朝30分歩くん
ですが、扁平足で足の外側に体重がかかるために、
どうしてもO脚気味になってしまうんです。

そこでこの一年間ぐらい足の親指側に重心を
置いて歩くようにしていたら、脚の痛みが減って、
歩くのがずいぶん楽になってきました。
90になっても歩き方は変わるんですね。


それから、ぼけると言うのは情報のインプットが
阻害されることで進んでしまうので、

私は毎朝目のトレーニングをやっています。

手元と遠くの景色を交互に見るんですが、
3年ぐらい続けたら老眼鏡を使わないで
新聞を読めるようになりました。


同様に耳や口のトレーニングをやっています。


呼吸法も毎日やっていますが、特別に時間を
とってと言うのではなく、歩きながらとか、
エレベーターに乗っている時とか、いろんな機を
捉えてやっています。


それから、禅には座禅だけではなく、まっすぐに
立つ立禅(りゅうぜん)、歩きながら行う歩禅(ほぜん)、
夜寝るときに行う寝禅(しんぜん)というのがあって、
そういうのを一日中実践して禅にも親しんでいます。
(以上 月刊誌「致知」2023年4月号)


どんな環境にあろうとも、会社と個人の存続は
自己責任。

今一度、身の回りの習慣を見直すいい機会と
なりました。


今日も皆さまにとって、
素晴らしい一日になりますように。

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習慣は太い縄のようなものだ。
毎日1本ずつ糸をひねり続けると、
やがてそれは、断ち切れないほどのものになる。

ホーレス・マン(米国教育者 1796~1859年)
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