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継続は力を実感する

継続は力を実感する


■今週の日曜日(8/21)の朝、
伊豆高原に住んでいる友人とリモートで
ワークを行いました。


ザ・ワークと呼ばれるこのワークは
簡単な4つの質問に答えることで
自分の心との対話を深めます。


このワークは世界中のコーチ
カウンセラー・セラピストなどが
活用しています。




■ 毎月1時間。
友人とワークを続けて5年。
お互いの内面の変化を実感していることを
この日曜日に確認し合いました。


ワークを通じて、自分の心の真実を
探求し、あらゆる答えは自分の
心の中にあることを実感しています。


この感覚は、自分の認知活動を客観的にとらえる
メタ認知や、遠く及びませんが、松下幸之助が
説いた「自己観照」に相通じるものがあります。


ちなみに自己観照とは、以下の意味です。
「自分で自分を、あたかも他人に接するような
態度で外から冷静に観察してみる、ということです。
いいかえると、自分の心をいったん自分の外へ
出して、その出した心で自分自身を眺めてみるのです。」
(「人生心得帖」松下幸之助 PHP研究所 1984年)




■ザ・ワークは書籍で紹介され、
ワークショップも開催されていますが
1~2回の読書や体験だけで、このような
感覚を得ることは難しいのではないでしょうか。
特に筆者のような頑迷な人間はなおさらです。


即効性や功利性が第一、となりがちな現在。
一部の天才はさておき、人生も商売も諦めずに
コツコツと続けることが、真の力をつける道の
ような気がします。




■ここまで書いてきて、
『千日の稽古をもって鍛とし、万日の稽古をもって錬とす』
(「五輪書」:宮本武蔵)を思い出しました。


これは「鍛錬」という言葉につうじるもので
「鍛」には千日(約3年)を要し、
「錬」には万日(約30年)を要するということで、
継続的な努力や精進の大切さを説いた言葉です。


今日も皆さまにとって、
素晴らしい一日になりますように。

日々是新 春木清隆
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毎日少しずつ、それがなかなかできねんだなあ。

相田みつを
(詩人 1924~1991年)
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