起業家精神(燃える闘魂)
起業家精神(燃える闘魂)
■先週、都内での仕事を早めに終えたので、
木梨憲武展を観るために、上野の森美術館に
行ってきました。
平日にもかかわらず、多くの人でにぎわっており、
彼の人気の高さを実感しました。
(写真中央 木梨憲武の顔は作品です)
館内は、彼が創り出した多種多様の作品で
溢れ返っている様子。受け取ったことは、
『素直』『好奇心』『エネルギー』『友愛』
『基本礼節を大切にする』でした。
■今週の月曜日(6/28)、50代の経営者と
エグゼクティブ・コーチングのような
ことをやりました。
ようなこと、というのは、コーチングのお作法を
ベースにはしていますが、内容は寸止め空手と
フルコンタクト空手ほどの違いがありました。
■彼とは30年来の付き合いで、事業会社2社で
同じ釜のメシを食った間柄です。
その間、彼は筆者が副社長をしていた会社で、
年収○億円を稼ぎ出し(年商ではありません)
独立。
彼が立ち上げた会社も順風満帆でしたが、
順境に飽き足らず、その会社をなげうち、
8年前に全くの異業種を立ち上げました。
以来、年間4千時間以上のハードワークを続け
顧客の信頼を得て、当該市場で圧倒的なシェアを
獲得。現在、行政や大企業からアプローチがあり
業務提携の話が本格化しているとのことでした。
エグゼクティブ・コーチングとは名ばかりで、
後半は、舎弟と兄貴のような会話となっていました。
■彼との対話の中で、お互い
『2人とも、親の言う事、教師の言う事、
上司の言う事を全く聞かずに生きてきたな~』
という共通見解がありました。
それは、自身の心が感じていることに
素直に、正直に生きること、とも言えます。
そこには損得、打算、常識、理論はなく、
あるのは、自分でも手に負えない
どうしようもないエネルギーです。
■現在の仕事で、新規事業開発について支援する
機会もありますが、今回の対話で、新規事業を
成就させるための、否、人生の荒波を乗り越えて
いくための、いちばん大切な要素を再認識した
次第です。
今日も皆さまにとって、
素晴らしい一日になりますように。
日々是新 春木清隆
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かくすれば かくなるものと 知りながら
已むに已まれぬ 大和魂
吉田松陰
(武士 1830~859年)
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