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日常

感謝と報恩

■今年はコロナウイルスに
翻弄された一年となりました。

ウイルスの影響で生活やビジネスに
大きな影響が出た方も少なくないと思います。


予期せぬ環境の変化で
多くの人や企業が影響を受けており
コロナで亡くなった方は全世界で170万人を超え
わが国では3,000人超(12/28現在)という
大変な状況です。


一方、世の中や歴史を見渡すと
世界中では毎年1,000万人を超える餓死者が発生し
太平洋戦争で亡くなった日本人は310万人を超えていました。


元特攻隊員だった亡き父は
「あと数ヶ月戦争が長引いたら命はなかった」
と語っていました。


私たちの祖先が大変な苦労をして
築いてくれた豊かな生活。
今年は、当たり前と思っていた日常の「有難さ」を
感じた年でもありました。


常にマスクを着ける、出張や宴会も控える
仕事の機会が激減する・・・。
今まで気づかずに、当たり前だと思っていたことが
なかなかできず感じた「有難さ」。



■大きな青い空と真っ白な雲、輝く太陽の光
家族はじめ大切な人たち、健康な自分・・・。


10㎞を走り終え、近所の公園の人工芝の上に
大の字になって寝そべった時に観じた
恵まれ満たされている「今」と「ここ」。

そうしていると自然に涙がこぼれ
「感謝」と「報恩」のおもいに胸が震えました。


このようにカッコいいことを書いていますが
そんな思いは3歩歩くと忘れてしまう
弱く愚かな自分がいます。


毎日、目を瞑ることや、毎日ではないけれど
走ることを続けているのは、そんな思いを
忘れないためかもしれません。


こういう厳しい時期ですが、常に感謝の気持ちを持ち、
笑顔で前向きに過ごしたいものです。

来る年2021年、コロナが終息し
皆さまにとって良い年となることを心より願っています。
ありがとうございました。

日々是新 春木清隆

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毎朝、目を覚ますたびに、お前はこう言ってもいいだろう
──『目が見える。耳が聞こえる。体が動く。気分も悪くない。有難い!人生は美しい!』
(ジュール・ルナール フランスの劇作家/1864~1910)
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