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歩行禅~答えは自分の中にある

先週、11月23日(祝)
3代目の経営者と共に
<歩行禅>を行いました。


<歩行禅>のやり方は諸説ありますが
今回行った<歩行禅>は、
意思決定すべきテーマがあったので、
沈思黙考、ただひたすら、
そのテーマだけを考え歩き続ける、です。


行程は、朝6時、日本橋を出発。
日光街道を北上し、草加市で折り返し、
16時過ぎに日本橋に戻る。
歩行距離44㎞。
銭湯に入り、慰労会を行い解散。


今回実感したことの一つは
<腹を練る>大切さです。

日頃、いかに頭だけで考えているかを
再認識できました。


武道をしていた頃
常に臍下丹田(へその下あたり)を意識し
心身ともに、どっしりと
安定した状態を心がけていました。


試合などで、人と対峙すると
対している人の重心の位置は
何となくわかります。


心身が浮ついている人
重心が、胸や喉のあたりにある人も
少なくなく、そんな方はだいたい
実力を発揮できずにいたようです。


ただただ、考え、歩く。
この行為で腑に落ちる、力強い
解を得られました。


それは、歩いている最中ではなく
2日後の朝でした。


「腹が決まる」「腹が据わる」
「腹に落ちる」「腹を固める」
このような言葉がピッタリとする感覚です。



実感した二つ目は
<デジタル断捨離>の効能です。

便利なインターネット。
日頃、何かあると、何にもなくても
ついついそこに答えを求める自分がいます。


道具として便利なインターネットですが
「情報過多の情報不足」状態。
有意義な情報から、そうではない情報まで


ネット上に存在するおびただしい情報量は
既に私たちの情報処理能力をはるかに
超えている感があります。


自然の理にかなった解は
インターネットの中にはなく
私たちの中にあることを再認識した次第です。


手軽で便利に得たものと
時間をかけて得られたもの


今までの経験から
宝となるのは間違いなく
後者です。

今日も皆さまにとって
素晴らしい一日になりますように。

日々是新 春木清隆


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「答えは自分の中にある」
パブロ・ピカソ
(画家/1881年~ 1973年)
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