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コツコツと生きる

コツコツと生きる

■今週、大学院時代の先輩経営者と
お会いする機会がありました。

その方の経営する会社は東京に本社があります。
一方、売上の大半は地方都市で成り立っているので、
コロナの影響は非常に深刻なものでした。


■そのような状況ですので、
この夏の賞与は社員さんに頭を下げ、
支給を見送る決定をしました。
日頃、社員さんを大切にする経営をしているので、
社員さんは快く納得してくれました。



■ところが、この会社に持続化給付金より
一桁多い8桁のお金がもたらされたのです。

ここではその委細は書けませんが、
天祐ともいうべき出来事です。
その経営者は即座に、そのお金を賞与として
支給することに決めました。


■支給内容は、社員さんを含め同居している家族一人当たり7万円。
例えば、単身社員さんで7万円。4人家族の社員さんは28万円、です。
思わぬ賞与支給に社員さんが、どれほど喜んだか想像に難くありません。
特に奥様はじめ、ご家族から大好評だったようです。


■私はこの経営者が、常日頃、長年にわたり、
コツコツと努力を積み重ねているごく一部を知っています。
ちなみにこの方は障がい者で、私たちのような健常者と比べて
何倍もの苦労を日々実践し、粒々辛苦の上、経営にあたっています。


■また、今回のこの話以外にも、自身の経験や
絶体絶命のピンチを生き延びてきた方たちの実話から
私たちの周りには人知を超えたものを感じざるを得ない
奇跡というべき出来事があります。


■今回のようなお話を聴くたびに
日々慎ましく、丁寧に生きようと心掛けているのですが
まだまだと自省している自分がいます。


以上、今日も皆さまにとって素晴らしい一日になりますように。

日々是新 春木清隆
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見えざる手というものを絶対的に信用しなけりゃダメです。
さもなけりゃ成功できるわけがない。 
飯田亮(セコム創業者/1933~)

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